第一次世界大戦の独仏戦を描いた88分。
序盤はフランス軍がドイツ軍の陣地「アリ塚」を奪還する指令の無謀さと計画。
中盤は「アリ塚」での戦闘。
終盤は「アリ塚」で戦った兵士たちが軍法会議にかけら…
ところどころ構図をキメているが、まだキューブリックらしさが固まってない印象だった。だが、これでカーク・ダグラスと組んで後々キューブリックは大作監督になれたわけだし、奥さんにも出会った作品だし、キュー…
>>続きを読む反戦映画です。
勝ち目のない突撃命令をされるダックス大佐。
撤退したことにより部下3人が軍法会議で裁かれる。
大佐は弁護をするが裁判官はそれを退けて死罪にする。
軍内部の理不尽さを浮き彫りにすること…
戦争という極限状態が人間から倫理観を奪い醜悪な生き物へと変容させることがよくわかる。
戦時下において、社会のシステムが崩壊したことを良いことに非常識的な行動を取る醜悪な人間は一定数存在し、戦争映画で…
「戦争」という題材で、戦争をそのまま描かずにその場で生まれる「人間」を描くのにキューブリックを超えるものはいない
権力を持った人間のエゴ、それに翻弄される下級兵士。権力の絶対的な行使を残酷に描きつ…