山椒大夫の作品情報・感想・評価・動画配信

『山椒大夫』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

安寿と厨子王丸(あんじゅとずしおうまる)

山椒大夫(さんしょうだゆう)

母親は遊女に

兄を脱走させ、入水自殺

人の売り買いを禁ずる

父の教えを守り 身分を捨てる

父から贈られた観音様…

>>続きを読む
3.7

録画視聴
NHK BSP4K

小さい頃読んだ「安寿と厨子王」の絵本だったか童話だったかの悲しい話な記憶が、何故か今でもずっと頭の中に残っている。安寿の入水シーンは美しくも辛い。復権した厨子王の政治…

>>続きを読む
LIBRO
4.0
有無を言わさぬ映像美と鴎外原作のしっかりとしたストーリー。これ以上の言葉は不要だと思う
ay
3.8
平安末期の国守とか荘園とか奴隷とか。妹も一緒に逃げればよかったのに。つらかったけど、ススキのシーンなど映像の美しさが凄まじい。溝口健二は偉大だ。
asa
-

2025/8/5火曜日9:30〜BS4Kモノクロ4kデジタルリマスター

猛暑日連続している数えていないけれど
外出を控え運動禁止警告あり テレビ欄を見ていた家族の進言により見る事に 初めての作品

>>続きを読む

一家離散と”奴婢“⁉︎という、我々にはパンクじみたテーマ。消滅した日本独自の神聖さもフィルム全体に染み渡っていて、良い。
鴎外版(原典)にあった地蔵の治癒能力も排したのは英断。あのぬるい救済が入って…

>>続きを読む
5.0

名作を撮った名監督という意味を超えて、完璧なショットとは、どういうものであるのかを教えてくれる映画監督のうちの1人として、『雨月物語』(1953年)を通過したのち、溝口健二は胸に刻まれることになった…

>>続きを読む
香川京子綺麗。
焼印を入れるシーンが怖くて見れない。
「ぎゃー!」という叫び声が怖い。
全体に流れる怖い雰囲気に慄いて、あまりちゃんと見れなかった。ので評価つけれません…
4.3

地獄はたしかにそこにある。あった。
完璧なショットの数々はもはや言うまでもない。驚いたのは精緻な作劇性だ。

いかにこの平安時代が狂気の時代であったか。
それでも父は人間の平等を謳い続けた。
しかし…

>>続きを読む
5.0

他のを先に何作か見て、そこから雨月→近松→山椒と見てきた中で、ここで一つの到達点に近づいたのではないかと思う美的センス・日本的幽玄さに、ただただ平伏す。

展開も多く、家族という普遍的に思えるものを…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事