彩プロという戦争映画界のJVDみたいな会社があって、そこでは大量の安いロシア映画を配給している。もしビデオ屋で安っぽい邦題と胡散臭いパッケージの戦争映画が陳列されているのを見かけたら、それは大体が彩…
>>続きを読むタイトルとジャケットで派手っ派手、あるいはカルトな映画を期待していたものの、思った以上にまともな映画だった。キングコング対ゴジラ的なものを勝手に期待していただけに、やや拍子抜け。ただ、対空砲火の眩さ…
>>続きを読む火薬を取りに行って持ち帰るという極めてシンプルな骨格であるからこそ、この作品には並々ならぬ強度が備わっている。
『戦争のない20日間』『わが友イワン・ラプシン』でゲルマンの片腕として携わってきた経歴…
超絶大傑作過ぎてぶったまげた。長回しによって余すところなく捉えらた運動(たしこにこれはアンゲロプロス)とそれを断ち切るかのような空襲の迫力。火薬を積んだ貨車から見た光景のリアリティが素晴らしい。演出…
>>続きを読む空爆と艦隊の対空砲火が信じられんくらいガチ
火薬を送り届けた英雄の顔がどうみてもヒトラーなのは……
予想外にカタストロフでは終わらない。「ヒトラー」が泣いてんの笑っちゃう
混乱するレニングラー…
火薬を取りに行って、戻って来るだけの内容に、非常な深遠さが与えられている。
主人公を搬送する車の、謎の運転士、車内の真っ赤な塗装。
ひょっとしたら彼は生きているかもしれない、と主人公に話す、浮気相手…