評価に違わぬ傑作でした。西部劇のイメージの強いアンソニー・マン監督による実話を元にしたT-MENによる"上海の紙"事件を描く。
G・ワシントンが1789年に設立した、、、から始まる重々しいナレーシ…
ものすごくかっこいいショットの見本市のような映画だった〜。前半とくに発端のあたりの会話シーンなどは意外にも固定長回しが多く外連味の無い手堅い感じだが、ジョン・オルトンの撮影は終始ノワールな陰影がキマ…
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ノワールの事件が絡み合ってよくわからなくなりがちなのがナレーションで緩和されてて良かった
構図が素晴らしい、隠された原盤をみせるローアングル、スキーマーの油ぎったアップの構図もいい、影のコントラス…
これとかドン・シーゲルの『殺人捜査線』とか、やたらセミ・ドキュメンタリー風の演出で画面も黒っぽい。初期辰巳ヨシヒロの貸本劇画みたいな感じかな?
登場人物が多くストーリーがごちゃついてる割には、タイ…
アンソニー・マンの潜入捜査もの。カメラがあまり動かない分、同じカットのその後の動きに合わせた人物配置と立体的な構図、全ショット的確に食らった。濃い陰影の中で燻らせる、煙草、サウナ、煙幕、銃の煙もエロ…
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