ニックス・ムービー/水上の稲妻に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ニックス・ムービー/水上の稲妻』に投稿された感想・評価

3.8

エピローグ前のラストカットに、漢の生き様みたいなものを感じて、グッときた。

どこまでがドキュメンタリーでどこまでが演技なのか分からないけど、少なくとも本当にギリギリの体調だということは確かで、それ…

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3.1

父子ほど歳の差はあるが親しい友人だったというヴィム・ヴェンダースとニコラス・レイ。
映画はニューヨークのレイのアパートを朝方訪ねたヴェンダースが、寝ている彼を起こさないようにソファで休むシーンから始…

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cyph
3.8

シュミットについて語る蓮實重彦、を見た流れで蓮實特集で見逃してた本作を ニックが咳き込むたびに亡くなる前の祖父を思い出してかなりつらかった 一方でどちらかというと軽薄な映画オタクのイメージが強かった…

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HK
3.5

苦しそうな咳払いの音がずっと離れなかった。ニコラスレイとヴィムヴェンダースの2人の絶妙な距離感がフィルムで表現されていた。
作品自体からは河瀬直美の「塵」を思い出した。残された者として故人を悼む気持…

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4.0

エンドクレジットでは監督にニック・レイとヴィム・ヴェンダースが併記されていた。
おそらく死期が近いであろうニコラス・レイ=ニックの映画を撮ろうという時点で結末として予想されるのは死でしかない。そうい…

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 ニコラス・レイ 監督が自らの人生に「カット」するようなラストシーンが印象的。ヴェンダースらしい素晴らしい記録映画。だらだらと続く中盤で、昔観たことを思い出した。最後の日々を見守ったスタッフが語るエ…

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3.8
ニコラス・レイが映画そのもの。
カメラに映る彼がやたらとかっこいいのである。
ドキュメンタリーと現実の境目などどうでもよくなってくるほど。
ヴェンダースのショットいいよねっていう、屋内外の構図。
煙
4.0

冒頭、彼方にツインタワーを眺めて、イエロー・キャブ。このショットだけ、この上映回のみ2回見ることができてラッキー。ニコラス・レイの居室。ニコラス・レイの咆哮。ガン患者とは思えない。ビデオ。フィルム。…

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koss
3.8

フィクションと現実の混交とか、映画と現実の越境とか、そんな解釈は適切ではないだろう。映画監督の人生の幸福な最期を映した遺言といえる作品である。

ニコラス・レイは何と幸福な最期を迎えるのだろう。死を…

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死期の近い闘病中のニコラス・レイを撮るヴェンダース。自身も登場する半ドキュメンタリーなので撮る言い訳をしつつ演出(嘘)の中に幾許かの真実も含んでいるだろうという感じ。冒頭悪態つきながら目覚まし時計の…

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