ニックス・ムービー/水上の稲妻に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「ニックス・ムービー/水上の稲妻」に投稿された感想・評価

8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

3.8
ニコラス・レイが映画そのもの。
カメラに映る彼がやたらとかっこいいのである。
ドキュメンタリーと現実の境目などどうでもよくなってくるほど。
ヴェンダースのショットいいよねっていう、屋内外の構図。
煙

煙の感想・評価

4.0

冒頭、彼方にツインタワーを眺めて、イエロー・キャブ。このショットだけ、この上映回のみ2回見ることができてラッキー。ニコラス・レイの居室。ニコラス・レイの咆哮。ガン患者とは思えない。ビデオ。フィルム。…

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koss

kossの感想・評価

3.8

フィクションと現実の混交とか、映画と現実の越境とか、そんな解釈は適切ではないだろう。映画監督の人生の幸福な最期を映した遺言といえる作品である。

ニコラス・レイは何と幸福な最期を迎えるのだろう。死を…

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死期の近い闘病中のニコラス・レイを撮るヴェンダース。自身も登場する半ドキュメンタリーなので撮る言い訳をしつつ演出(嘘)の中に幾許かの真実も含んでいるだろうという感じ。冒頭悪態つきながら目覚まし時計の…

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どこからが現実でどこまでが虚構か分からない。フィルム=虚構、ビデオ=現実とは言いきれない緊張感があった。ヴェンダースの撮る映像はどこか夢の様で虚である。ニコラスレイに向けられたカメラは、克明に彼の衰…

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teru1962

teru1962の感想・評価

3.7
決して恵まれた映画監督人生を送れなかった彼の最期を我々は見る。今回、parisの映画館で数人で観たのが彼を忘れるなというヴェンダースの願いに応えた気がした。

映画館:mk2
nooo

noooの感想・評価

3.2

散文詩みたいな感じやって、二人の仲良さと言うか縁の深さは感じられるけど最後のジャンク船のくだりとか映画オチついてできたとかみたいなまわりのノリが普通に下品に感じたし、ヴェンダースって人間性が最終受け…

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原題『Nick's Film - Lightning Over Water』(1980)

監督・脚本 : ヴィム・ヴェンダース、ニコラス・レイ
撮影 : マルテイン・ファレル、エド・ラッハマン、ト…

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いやニコラス・レイってこんなやかましくてジョークも言える人だったの!?多少の格好つけはあったにせよ、他のどのヴェンダース作品の主人公より勇ましく思う。ソファに横たわりつつ『ラスティ・メン/死のロデオ…

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『We Can’t Go Home Again』を2年くらい前に観ていたので、あの映画の裏側か!と懐かしく思った。
死に向かっていく様子をここまで克明に撮らせているのがすごい…
船上でニコラス・レイ…

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