このレビューはネタバレを含みます
鶴田浩二のいつもの任侠映画
北九州の有名な侠客の映画化らしい
天津敏が珍しく鶴田浩二の味方役で登場
「浪花侠客/度胸七人斬り」のように裏切り者役でもなく純粋な味方キャラクターなんだけど
いつ裏切…
もう一体どれだけ観ただろうか。
果たしてあとどのくらいあるのか。
展開やパターンは読めるが妙にクセになるこのジャンル。当時の観客も自分と同じ心境で観ていたのだろうか。
九州弁なのか四国出身と言って…
鶴さんは女絡みとなるとほんと絶品。さらに敵役までも鶴さんLOVEってどーなってんの。東京弁の岡田英次、恐らく西の人が聞けばイラっとくるであろう話し方がいい。近衛十四郎も素晴らしくて、鶴さんの窮地をわ…
>>続きを読む鶴田浩二の飄々として危機に際しては侠気に富んで縦横無尽に活動する役が茫洋と広がる若松の海の背景に溶け込んで清々しい。クライマックスの殴り込みのシーンはダイナマイトと日本刀の乱れ打ちでカタルシスすら感…
>>続きを読む明治20年代、九州若松を舞台に実在した侠客?吉田磯吉の若き日の物語
って作品紹介を見て「ん?」こないだ見た映画(1970年の玄海遊侠伝)で勝新太郎がそれやってたじゃん、リメイクだったの!?と気にな…
これなら玄海遊侠伝の方が上だな。
藤純子が甘っちょろすぎる。マキノらしからぬディレクションミスじゃなかろうか。
最後の自決もイマイチ決まらず(駆け寄る鶴田浩二たちに焦燥感がまるでないので馬鹿みたいな…