これまで見た鶴田作品の中で、最も自分のバイブルになるような鶴田の生き方に心を震わせた。しかし、結局物語はお決まりのパターンで終わってしまう。
「一人の男が死んで、そのためにまた何十人の男が喧嘩で死…
伝説の大親分吉田磯吉の半生が題材の任侠もの。
笠原和夫独特の小気味よい展開に、朗々としたナレーションが重なって、その内容はドキュメンタリーとくれば、どうしたって「仁義なき戦い」を想起するし、事実、そ…
鶴田浩二のいつもの任侠映画
北九州の有名な侠客の映画化らしい
天津敏が珍しく鶴田浩二の味方役で登場
「浪花侠客/度胸七人斬り」のように裏切り者役でもなく純粋な味方キャラクターなんだけど
いつ裏切…
もう一体どれだけ観ただろうか。
果たしてあとどのくらいあるのか。
展開やパターンは読めるが妙にクセになるこのジャンル。当時の観客も自分と同じ心境で観ていたのだろうか。
九州弁なのか四国出身と言って…
鶴さんは女絡みとなるとほんと絶品。さらに敵役までも鶴さんLOVEってどーなってんの。東京弁の岡田英次、恐らく西の人が聞けばイラっとくるであろう話し方がいい。近衛十四郎も素晴らしくて、鶴さんの窮地をわ…
>>続きを読む鶴田浩二の飄々として危機に際しては侠気に富んで縦横無尽に活動する役が茫洋と広がる若松の海の背景に溶け込んで清々しい。クライマックスの殴り込みのシーンはダイナマイトと日本刀の乱れ打ちでカタルシスすら感…
>>続きを読む