にっぽん泥棒物語に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『にっぽん泥棒物語』に投稿された感想・評価

pier

pierの感想・評価

4.0

歯科医を装った前科四犯の破蔵師、三國連太郎。
失敗した仕事の帰りに怪しげな9人の男を目撃するが、その後脱線事故が発生した事を知る。
戦後最大の冤罪事件の一つとされる松川事件を扱った作品。
激しい訛り…

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過去鑑賞記録

訛りが酷すぎて、内容がまったく入ってこなかった。
しかし、ラストの裁判所のシーンは、面白かった。
いやぁ楽しい。終りもスッキリ。
三國連太郎のすーさんの原点ここにあり!
(鑑賞中に緑魔子さんが分からなかったのは内緒ですw)
otomisan

otomisanの感想・評価

3.9

 名盗伝、大盗伝ではない。三分の理を説くのでもない。それどころか三国窃盗団4犯に跨る興亡の伸るか反るかな歳月、昭和30年、4犯目のお勤めを切り上げて死に目にも会えなかったおっ母さんに墓前で詫びるまで…

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080き080

080き080の感想・評価

3.5
実際の冤罪事件が元ネタ。物語の流れが面白い。

方言が聞き取れなすぎて、ほんとに何言ってるのかわからなくて。しばらくの間、どうして良いかわからないという時間があった。
序盤はよくある泥棒コメディかと思ったが、中盤からは社会派ドラマの様相。
ラストの法廷シーンの風刺の効いた笑いが素晴らしい。

松川事件はよく知らなかったので、興味をそそられて調べてしまった。

タイトルは聞いた事はあったが今回が全くの初見で、監督の山本薩夫と云えばバリバリの左翼系映画の人と云うイメージがあったので、それが泥棒を主役にした作品をどう撮ったのか、見始めたら…。

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mh

mhの感想・評価

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松川事件の寃罪を証明したのは泥棒で、この映画はその泥棒の抱腹絶倒の半生記。
「脱走四万キロ」とか「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」みたいに、主人公は犯罪者なんだけど人間的に魅力あふれているパター…

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松川事件の続編をこういう形で作るとは!喜劇として戦後社会の混乱荒廃と政治権力の腐敗を扱き下ろす。だが、巨悪小悪という視点も意識しながら見るべき。泥棒も悪である。

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