照明が完璧に制御されていて、随所でアイリスショット的な閉塞感がある。オフの音と老婆の横移動。冒頭から緩やかにカメラが動くことで緊張が生じる。覗き見るような位置で撮られた逢瀬。火刑の予兆としてその場を…
>>続きを読む女たち、もしくは総体としての女性性が求めるものとは、生命力それ自身であることを、強く象徴的に描いていたように思う。その意味においては、フリードリヒ・ニーチェ(1844 - 1900年)が鋭く洞察し、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前半、克明なる魔女狩りにドキドキしたけど(楽譜怖い、歌の練習怖い)。
アンネもああなるのか(そこまで描かれるのだろう)とか思って観てしまったので、途中がやや退屈になり、ラスト肩透かしだった。
この…
【鑑賞記録】
1943年 デンマーク🇩🇰
17世紀のデンマークが舞台のいわゆる「魔女狩り」を描いた作品
魔女狩りの恐怖とニンゲンの心理のえがきかたもさることながら、モノクロ映画ならではの光と影の…
火の中に倒れていくシーンが凄かった。「魔女」と「魔女狩り」がどういうものだったのか、すでに答えが出てる感があり、最後アンネが自分を魔女と認めるのも、忌み名をあえて取り込むことで力を手に入れているかの…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute