ドライヤー監督の『奇跡』は静的で高尚な雰囲気を持つ作品だったが、こっちは昼メロみたいな下世話な話(背景にキリスト教や魔女狩りはあるものの)でテンポも良く見やすい。
魔女認定された老婆を拷問したり火…
このレビューはネタバレを含みます
連続して映画をみたのははじめて?二度目?あまりない経験。
「魔女狩り」があった時代(今から約400年前)、老いた牧師の若い妻が前妻の息子と恋をする。
「裁かるる〜」もだけど、火あぶりが社会の中に取…
恐ろしや魔女裁判。
男たちが、宗教というルールに当てはめて異なるものを排除する理由にしている、と認識していたが、女も加担していたか。
人間全般の排他的な一面が生んだ行為。
アンネは愛し愛されたか…
光と影のコントラストがどこまでも美しい画面。
室内の厳格さと密会する屋外の官能的なショットやカメラワークの対比。
愛を知ったあと明らかに可愛くなるリスベット・モビーンにちょっと笑う。
刺繍越しの切り…
本作のヒロインは現在のホラーアイコン
に影響を与えただろう顔立ちでモノクロ
を退屈に感じさせない映像は、光の表現
が際立っており、世界観との相性も良く
魅力が伝わってくる
物語に登場する人物に純粋…
奇跡も良かったけど、この映画の終始あるザワザワ感◎
誰も魔女などではない、でも小さなきっかけから魔女にされてしまう(なっていく)
愛する男のためなら無邪気に悪に飲み込まれる主人公、わかるよ
夫の死…
(c) Danish Film Institute