怒りの日の作品情報・感想・評価

『怒りの日』に投稿された感想・評価

4.1
1,174件のレビュー

「目は口ほどに物を言う」ドライヤーの傑出したヒロインの魔性は自身の内心と自ら発した言葉が同じ結果を生むことにある。

一人の若い女性が経験した葛藤の顛末は彼女自身の告白によって、仄暗い部屋にある夫の…

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アンネの視線。夫の死後、マーチンとアンネの霧に覆われた草原での対話、2人のシルエット。
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. 鼓動をやめた心臓ほど静かなものはない

. 涙の向こうにあなたが見える

. 今すぐそこを死が通り過ぎ、死そのものに触れたようだ

.神様 もう死んでしまいたい
このレビューはネタバレを含みます

前半、克明なる魔女狩りにドキドキしたけど(楽譜怖い、歌の練習怖い)。
アンネもああなるのか(そこまで描かれるのだろう)とか思って観てしまったので、途中がやや退屈になり、ラスト肩透かしだった。

この…

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このレビューはネタバレを含みます

これもまたいい!
表情、霧がかかったシーンよかった!
女性が焼かれるシーンと牧師とそのお母さんと妻、あと使用人?が机に集まって、牧師が本を読み上げてるところのシーンの間に寝たり起きたりを繰り返した気…

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『裁かるるジャンヌ』のジャンヌの火刑よりこっちの火刑のほうが面白かった
ゆず
4.0
なんかすごいの見てしまった…
見る前の自分じゃなくなった感ある。
4.2
ルクスエテルナ引用映画
4.0

女たち、もしくは総体としての女性性が求めるものとは、生命力それ自身であることを、強く象徴的に描いていたように思う。その意味においては、フリードリヒ・ニーチェ(1844 - 1900年)が鋭く洞察し、…

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このレビューはネタバレを含みます

狂った社会とそれに呼応するかのような個人の関係性 
揺さぶられる信仰
陶酔するような神秘的な映像美と息が詰まるようなリアリズム
ほとんど露悪の域の残酷性(魔女狩りの犠牲にあった老婆の絶叫の恐ろしさ!…

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