怒りの日の作品情報・感想・評価

『怒りの日』に投稿された感想・評価

4.1
1,163件のレビュー

グレゴリオ聖歌の「怒りの日」シャイニングでも使われてて最高に効いてるけど、
「世界の終わりハードボイルドワンダーランド(村上春樹)」のBGMとして聴くとあの"壁"のイメージと連動して深みが10倍増す…

>>続きを読む
4.0

女たち、もしくは総体としての女性性が求めるものとは、生命力それ自身であることを、強く象徴的に描いていたように思う。その意味においては、フリードリヒ・ニーチェ(1844 - 1900年)が鋭く洞察し、…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

狂った社会とそれに呼応するかのような個人の関係性 
揺さぶられる信仰
陶酔するような神秘的な映像美と息が詰まるようなリアリズム
ほとんど露悪の域の残酷性(魔女狩りの犠牲にあった老婆の絶叫の恐ろしさ!…

>>続きを読む
4.2

恐ろしや魔女裁判。

男たちが、宗教というルールに当てはめて異なるものを排除する理由にしている、と認識していたが、女も加担していたか。
人間全般の排他的な一面が生んだ行為。

アンネは愛し愛されたか…

>>続きを読む
5.0

光と影のコントラストがどこまでも美しい画面。
室内の厳格さと密会する屋外の官能的なショットやカメラワークの対比。
愛を知ったあと明らかに可愛くなるリスベット・モビーンにちょっと笑う。
刺繍越しの切り…

>>続きを読む
よかった!

細部確認しながらもう一回観たいな。

アンネを演じる女性(リスベト・モーヴィン)の時に無垢に見えつつ、夫に挑戦的な眼差しを見せる表情の豊かさが素晴らしい。対して男側は、憔悴していくアプサロンのように弱さが際立っている。
ドライヤーは長ら…

>>続きを読む
ジム
4.2

本作のヒロインは現在のホラーアイコン
に影響を与えただろう顔立ちでモノクロ
を退屈に感じさせない映像は、光の表現
が際立っており、世界観との相性も良く
魅力が伝わってくる

物語に登場する人物に純粋…

>>続きを読む
4.7
これかなりいいね光と影と
聖なる映画作家 カール・ドライヤー特集

あなたにおすすめの記事