このレビューはネタバレを含みます
絵描きに襲われるまでのピアノの音の反復や無音での殺人、顔にかかる影。ドナルド・カールロップは音が周りに聞こえないサイレント的な空間である電話ボックス内を突き破り、無音で死んだ絵描きとは異なり喋るこ…
>>続きを読む終盤の逃げるシーンはもちろん、画家の家に着くシーンとか絵になるというか漫画的なショットが多くて面白い
手がフラッシュバックする演出とか一番最後の絵の演出とかヒッチコックすぎて最高
序盤のピアノで…
よい。
口笛の使い方が特によく、自室の画家、殺害現場の刑事、ゆすり中の悪者だけが口で音楽を奏でる。
また「手」の形象や「ナイフ」という言葉が誇張される演出も、シンプルながら迫力があってよい。
ほんの…
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成人の日。一つ大人の世界へという事で
アルフレッド・ヒッチコック監督の作品を
観て行こうと思いました。
まず観たのはこの作品。
イギリス初のトーキー映画。
映画が始まって8分経った所でしゃべり始める…
序盤8分位サイレント映画。そこからはトーキー映画。
10分くらいの所で、本人登場。
アリスが茫然と夜の街をさまよい歩く。
シェイカーふりふりのネオンがナイフふりふりに見えるところがうまいなーと思いま…
サイレント期の演出との折衷感がいいなー、影の使い方や無骨なアクションで直接的に見せる(または見せない)という演出判断はこの頃から見事だ。押井守のように言うならば、あのカーテンから突き出した腕こそ今作…
>>続きを読むめまいのテーマ性、サイコのアクションシーンの芽生えみたいなのが観られる
大英博物館のアクションシーンのモンタージュ、上手すぎ!!!もう完全にサイレント映画として撮ってて、セリフが使えることを持て余…