このレビューはネタバレを含みます
ヒッチコックは本作でトーキーへ移行するのであるが、こちらを指差して叫ぶ道化の絵が登場し、その叫ぶ音声がなくても「声」がする、「おまえが犯人だ」と。身代わりのおかげで助かるヒロインはしかしこの音なき「…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イギリス初のトーキー映画だが、冒頭はサイレントなので実質ハイブリットな作品。
サイレントのシーンの中で所長室の灰皿に捨ててある吸い殻の数が増えるというカットがあるんだけど、吸い殻が増えることで時間の…
『第七天国』と同じ階段の上昇移動が、殺害後(下降時)は真上からの俯瞰ショットで提示される。この時点でヒッチコックは階段のサスペンス性に気付いていると思う。
殺害をカーテンの揺れとナイフで暗示する不…
無声とトーキーの間、時代の変わり目を感じる趣深い映画で、その喜びをすごく感じる。
まあかなり無声映画寄りではあるけれど、ところどころにトーキーを楽しんでるヒッチコックの遊び心があるし、ならではのシ…
このレビューはネタバレを含みます
人を殺して罪悪感に駆られたヒロインの心情を表す一連の演出(看板が振り下ろしてるナイフに見える、会話内容のナイフだけ強調されるなど)は面白い。ストーリーそのものはシンプルで特に言うことはないが、ラスト…
>>続きを読むヒッチコック(そしてイギリス映画の)初期のトーキー映画。誤って殺人を犯してしまった女をゆすり(blackmail)に来るごろつきを、恋人の刑事と対処するというストーリーだが、恐喝そのものに特にひねり…
>>続きを読むラスト30分からが本番。最後の方で逃げる男とアリスがじっと考えるシーンの動と静や、不安を掻き立てる演出の数々がヒッチコックらしく、トーキー映画であっても変わらず楽しめました。ラストのアリスの表情も良…
>>続きを読む