黒人もゲイの同居人も毒親も妊娠も少女に困難を与えるために配置された障害物としか思えない。感情に頼りすぎていて物語(展開)とキャラクターにしか目が向かない、その地獄でしか生きられない少女を偽りなく剥き…
>>続きを読む2021.11.11再鑑賞
幸3に対し不幸10が押し寄せる。幾度も幾度も。まるで人生の困難さを象徴するかの様な配分。ジェンダーや人種といった副主題を横断しながら、彼女は逞しく前を向いてみせる。それ…
セリフ回しが好き。
「歯が痛いの」って言う主人公に対して、友達が「俺は心が痛いよ」とか。
あと「川に飛び込みたい」って言ったらやはり友達が「ゴミだらけだぞ」とか。
「すこしの愛と欲望だけで、私たちは…
娘の生活よりも自分の恋愛を優先する母親、父親の事はよく知らない。寂しさを紛らわす様に黒人の船乗りと恋に落ちるが、彼は遠くの海へと旅立っていく。母親は家を出て行き高校も辞め靴屋で仕事を始め、ようやく自…
>>続きを読む