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『かぐや姫の物語』(2013年 / 平成二十五年)(日本)=「花びらが散り、月の光に逆らえない」。スタジオジブリの映画を全部観ようと決めたとき、この映画の予告編を見て、びっくりした。最後に残しておこ…
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この地で生きたくないと思ってしまって月を呼んでしまった…けどやっぱり帰りたくないという気持ち、そして本当に好きだった人と一緒になれればこの結末は生まれなかったかと思いとても切ない気持ちになった。
お…
原作の「竹取物語」のほうが人間の愚かさや欲深さ、そして、必然的な不条理や罪悪感、儚さが描かれていて好み。
ジブリ版は、一言で言うと、かぐや姫の背負っているものが小さい。軽い。責任感や罪悪感が圧倒的…
今更ながら鑑賞。何というか、ここ最近自国に対しては失望感と無気力、無関心をゆるく抱いていたのだが、これを観ることで久しぶりに日本という国の美しさを強く感じさせられた。
こうやって観ると、高畑勲は宮…
『かぐや姫の物語』(2013)
高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来、約14年ぶりに手がけた監督作。日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地…
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