このレビューはネタバレを含みます
ジョイス『死者たち』(『ダブリンの人びと』収録)を読んでいたので、登場人物のプロフィールや心理描写が勝手に入ってきてしまったけど、先にこの映画を観ていたら何を思っただろうと考えた。おそらく見落とした…
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『ザ・デッド/「ダブリン市民」より(英語字幕)』
1時間くらい舞踏会に集まった人々の会話と食事の様子を見せられる。こういう類の作品だとトレイ・エドワード・シュルツ監督の「クリシャ」を思い出すのだけ…
原作を読んだとき思い描いてた通りの画面だと思ったが細かい描写を記憶してるわけではないから単にデジャブ的な現象かもしれない。階段で立ち止まって歌声に耳をすましてからラストシーンまでが良い。飲み会→帰り…
>>続きを読むかなりウトウトしながら観てしまったけど、ここまで遺作らしい遺作もないなと思わせるほど達観している。徹底して室内劇、ほとんどが舞踏会での会話シーン、それも脈絡がなく人物が思い思いに言葉を発するような自…
>>続きを読む少し前に「マルタの鷹」をみたが、これはジョン・ヒューストン監督のデビュー作だった。そして一気に飛ばして遺作である本作を見てしまった笑。これは全然意図していなくて、「ボーンズ・アンド・オール」で原作の…
>>続きを読む【第60回アカデミー賞 脚色賞・衣装デザイン賞ノミネート】
『マルタの鷹』などの名匠ジョン・ヒューストンの遺作。ジェイムズ・ジョイスの『死者たち』を原作としており、息子トニー・ヒューストンが脚色した…
比較的上流階級であろう人たちがパーティを楽しむが、パーティ後そういった物質的豊かさに対し明示的に批判を加えられていて、最後にはかなり切ない仕上がりになっている
ステンドグラスの前に立つスカーフを巻い…