マッテオ・ガローネの作品なんだしコメディとはいえ日本版ジャケットのデザインなんだこれ?と思ったら、見終わってみると意外と合っている。
まちの魚屋さんのおじさん、結婚式の余興でウケたのに気を良くした…
【第65回カンヌ映画祭 グランプリ】
『ゴモラ』マッテオ・ガローネ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され、グランプリを受賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では撮影賞など3部門で受賞した。
大好き。…
このレビューはネタバレを含みます
ナポリに訪れたことは無いけど今までに見聞きした街と住んでいる人々の雰囲気(貧困とか親戚が近所に住んでいる率が高いとか、人情の深さと表裏一体のプライバシーの無さ)とか本編中から"痛い"ほど良く伝わって…
>>続きを読むリアリティ番組を考えるときいつもJames BluntのSuerstarという歌のワンフレーズ’i don’t want to be a superstar, cause reality tv ki…
>>続きを読む第65回カンヌ国際映画祭グランプリ。
マッテオ・ガローネ監督作。
イタリアの鬼才マッテオ・ガローネが『ゴモラ』(2008)の次に撮った異色のドラマ映画で、リアリティー番組のオーディションに参加した…
リアリティ番組のオーディションを受けた男が、番組側がテストの為に自分を監視していると思い込んでどんどんおかしくなっていく話。
これ、コメディなのかなあ?
笑えるところなかったけど。
スリラーとかヒ…
魚屋を営む陽気な主人公がTVのオーディションをきっかけに夢を描き、オーデションに落ちた事を現実に受け入れられなく妄想の世界に入り込んでいく様子が滑稽ながら人生をとてもよく捉えている
凄い自分にも現…
テレビのリアリティー番組のオーディションで強い手応えを感じたナポリの魚屋(兼サギ師)が主人公。人生一発逆転を渇望するが、なかなか出演決定の連絡は無く、やがて彼は精神のバランスを失い奇行に走る様になる…
>>続きを読むフェリーニの『ジンジャーとフレッド』のアップデート版のような趣ありだが、内容はより辛辣で、一部にYoutube時代の到来を予見するような場面も。
バチカンでさえ救えない名誉欲と成り上がり志向の露悪的…