「ミカエル」
冒頭、巨匠と知られる画家クロード・ゾレ。
若き画家ミカエル、自分の絵のモデル、ザミコフ伯爵夫人、肖像画、目を描く事ができない、孤独、大作の完成。今、芸術家の愛と死を映す…本作は…
●ドライヤー3本目に観たけど傑作
●自分の知ってる美を越えた
●眼フェチは絶対観るべき
●話もいいけど、画もよすぎて号泣
●肌触りや温かみがどうして、こんな綺麗なものの中にしっかりあるのか意味わかん…
やはりピアノ生演奏(@アップリンク)は迫力があってよい。
モノクロの画面に煙管の煙が映え、強い照明を当てられた人物が神秘的に映る。煙管は感情表現の上でも重要なアイテムとなる。(ミカエルの火を受け取ら…
『裁かるるジャンヌ』へと結実する、役者の表情をつぶさにとらえたクローズアップが至高。デカすぎる邸宅のセットをすみずみまで収めたロングショットもヤバい。話は二組の三角関係という以上に、男×男×男×女…
>>続きを読む表情も仕草も自然で繊細で、自分の中のサイレント映画のイメージが変わった。
特に、何度か出てくる頭を撫でるシーンの手の動きはとても柔らかく、愛おしさに満ちているのがすごく伝わってくる。
あらすじ読ん…
絵のモデルとなったことで限りなく接近した、父子に近い二人の芸術家の関係性はすでにその初めから危うい。一人が勝手に絵を競売にかければ、もう一人がそれをこっそりと買い戻す。あくまでキャンバスを介して示さ…
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