二流小説家(上川隆也)が、シリアルキラーの死刑囚から会いたいと連絡を受ける。
女性弁護士はドキュメンタリー本の発行を死刑執行まで待てるなら、とOKを出す。
面会したところ、三人のファンに会えと言われ…
このミス1位の小説が映画化。
それ自体は一向に構わないのだが、この原作は海外小説である。
邦画でそれをやろうとすると、リアリティや金の面で大きな違いを生むことになる。
死刑囚の告白本を頼まれたのは…
「演出と映像が残念」
配役は良い。
散りばめた伏線を全然回収しない。
監督の画作りが薄い。TVドラマの枠で止まっている。森の霧やコンテナ内の蜘蛛の巣は嘘くさすぎる。
せっかくのイカれたシリアルキラ…
ネタバレ
緊迫感恐怖感なき猟奇スリラーサスペンス
2時間テレビドラマならまずまずと言えようが映画でこれでは厳しい。
猟奇殺人事件の艶めかしいグロテスクさ、事件に巻き込まれるゾクゾクする恐怖感、謎…
良くも悪くも大味!
ストーリーも演出も起伏が少なく淡々と進むから、
じっくり見ると物足りなさはありそう。
逆に家で流し見するにはちょうどいいボリューム。
登場人物の感情的なものが全然描かれて…
原作未読。
ストーリーそのものは面白いと思うが、
こういった物語は邦画には向かないと思う。
おそらく原作の設定を変えて脚色している部分もあるのだろうが、演出含め、緊迫感や狂気さミステリ要素が足りない…