三百六十五夜 東京篇の作品情報・感想・評価

「三百六十五夜 東京篇」に投稿された感想・評価

(本日=2017年11月20日、鑑賞)

高峰秀子、上原謙、山根寿子という3人を軸に、市川崑監督が描いたメロドラマ。

1948年という戦後まもない頃に作られた映画であるにも拘らず、かなりお洒落。
この三角関係、更に四角関係まで発展させる語り口、こういう古典的な日本映画は大好き。


高峰秀子は社長令嬢なのでいつも綺麗な洋服を着てゴルフなどしたりする典型的なお嬢様。そうしたお嬢様が惚れているのが、上原謙。
しかし、上原謙は相手にしない。そして、田園調布の和服美女=山根寿子に惚れて、惚れられる。
上原謙は2人の綺麗な美人から惚れられる毎度のモテ男。いいよなぁ~(笑)

また、上原謙は「秘密が無いのは、本当に愛し合った二人なんだよ」という「キザなセリフ」。
観ているこちらの歯が浮きそうである(笑)

そこに、ワルの男も入り込んできて、この2人の女性たちをモノにしようとする。
こういう奴、居るんだよなぁ~。

……という物語を上手く描いていく市川崑監督。

なかなか面白い典型的なメロドラマであった。

<映倫No.S-3>
内容が重くて、誰一人も幸せになれずバットエンド、悲し過ぎ(。>д<)でも、病床のお母さんが娘の花嫁姿を見て安心&喜んで最期を向かえられた事だけが唯一の救いだった。