『オールド・ジョイ』もそうだったけど、手伝わないこと(任せること)で生まれる時間が尊い。『駅馬車』で馬に乗って駆け抜けた乾燥湖をひたすら歩く、風に飛ばされた帽子を追いかけて走るところもすごい。終盤の…
>>続きを読む空気は薄く水も無いTHE 過酷な環境ムービーであったが、それはイメフォの地下とて変わらず、そんな律儀にスクリーン内の環境に合わせなくても良いのだが、今日もしっかり開始30秒程で俄に生命の危機を感じた…
>>続きを読む水を求めて荒野をひたすら歩き続ける3家族。言葉の通じない先住民を信じて先へ進むか、後戻りするか…小さなコミュニティ内の分断と選択、オレゴンの雄大な風景が緊張感を引き立てる。移動移動で景色も変わらない…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人がスクリーンの中を横切ったり歩き回ったりするだけで映画はこんなにも面白い。冒頭の吹き飛んだ帽子を拾うシーンだけでも大満足。構図もキマりっぱなしだし、ACIDMANのアー写みたいな距離感でみんな歩く…
>>続きを読む超正統リヴィジョニスト・ウエスタンでビックリしちゃった。異形で偉大なジョン・フォード『捜索者』の存在は大前提として個人的に強く想起したのはロバート・アルドリッチの大傑作『ワイルド・アパッチ』。それで…
>>続きを読むイメフォ満席のケリー・ライカート、加賀田君が来れなくなった人のチケットを急に譲ってくれて、全くノーチェックの私などが観させていただいたが、とても良く、ありがとうございました
これは誰も言っていない…
すごく好き。舞台は19世紀のオレゴン州、高地砂漠を幌馬車で横断する3家族。地理に詳しいはずだったガイドのミークはあてにならず遭難しかけていたところ、突然現れた先住民を捕まえて案内役として旅に参加させ…
>>続きを読むまばたきするのがもったいない作品。
映画館を出ると人々がゆらゆら歩いていて、映画の続きにしか見えない。
「アメリカ」絵巻物映画。
「貸しを作りたい」。
それぞれに仕立てられた服を着ている。
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