「死ぬこと」が正しいなんて、そんなことは絶対にない。
一億総玉砕なんて、狂っているとしか思えない。
でも、それを声に出して言えない時代。
生きることが許される時代に生まれた自分の命は自分が守るし…
戦闘機のパイロット宮部久蔵は、天才的な技術を持ちながら、生き延びることのみ考える人物で、仲間からは「臆病者」と言われている。
「お国のために」という時代に、このような考え方のできる人がどれくらいいた…
どんな時代だろうが命の重さ、生きる価値は変わらない。生きる努力をしろ、今、何のために生きているのか、誰のために生きているのか、平和ボケして、ただ何となく生きている自分が少し腹ただしく感じた。
こんな…
蛍がトドメを刺してくる
戦争は二度としてはいけないが決して目を背けてはいけない
この時代には1人1人にこういうエピソードがあって、こういう激動の時代を生きた人によっていまの時代があって、自分がい…
死ぬ強さより、生きる強さ。
犠牲にするより、守る強さ。
戦争の時代は、一つ一つの家庭にそれぞれの壮大な物語があったのだろうと考えさせられた。
生きたいって思うのは当たり前だよ。死にたい人間なんてそ…
焦燥していた男が最後にニヤリと笑うラストの印象強め。
原作にあった軍部批判、現代日本批判、姉の恋愛の部分を薄めて、亡き祖父像のみにしぼろうとした口当たりの優しいメロドラマに感じたけど、ラストの笑みが…