密度。
舞台劇「親密さ」の上演に向けた過程を見る前半、舞台劇「親密さ」の上演記録を見る後半。
あくまで見ているのは「生活」と「制作」のほんのひと時。
たくさん詰め込まれた言葉を噛みしめる余韻まで含…
夜明けの川沿いを歩くシーンの美しさよ。
この映画のセリフ、聞いてるだけでは全てを理解できないから、文字にして提供してほしい。
ラストシーンは今までで1番かも。これ以上のラストシーンを今後見れる気がし…
このレビューはネタバレを含みます
前半
令子と良平が夜明けの橋を渡るシーンが美しく、途中でアングルが変わって朝焼けが背景になる。
ただ終始、早く良平を橋から突き落とせ!と思いながら観ていた。
後半
ゆきえの手紙が泣ける。自分がどう…
濱口監督作品の中でトップレベルで好きだった。
濱口竜介の長い自主映画の良いところは、劇やワークショップや朗読会に参加できることだなぁ。お得。
劇だけじゃなくて、色々なテーマと生活が混じり合っていて、…
4時間15分という時間の中で、無駄な間やセリフがひとつとしてなかったことに驚いた。長さには意味があるのだと知った。
それぞれがそれぞれの考えや想いの丈をぶつけ合っていた後半の演劇は、その人がその人…
衝撃的。
なぜ自分は人や他との境界線が甘いのか
距離感を測ることが難しい
人を自分ごとにしてしまう
「受容して認めあう」ことの難しさ
すべての悩みや葛藤が凝縮されて言語化され、映画作品となってい…
展開と構成と撮影と編集とあらゆる点で見事というほかない、ということは前提で、
恋愛に限らず描かれる慕情がやけに生々しくて、本編に関係ない記憶と私情が立ち上ってきてしまうせいで必要以上に精神が持ってい…