静かに狂っていく青年キラーのお話。
今までのハードボイルドアクションは封印をして、静かに歯車がひとつづつ抜け落ちていく怪演を見せる松田優作。
東映と違い角川提供ということでなんとなく豪華なしつらえ。…
『野獣死すべし』@角川シネマ有楽町
ところどころえっ?ってなる演出はあれど、この時代の映画のエクスタシーがスローモーションで引き伸ばされる死にあることは伝わってきた。松田優作の長い指がこの映画の一番…
映画館で観ましたが、当時は14歳のガキでしたので。
あわあわあわ、と凄い怖い映画だ、という子供らしい感想でした。
大学生になり、改めて観直したら、素晴らしい熱意と気迫が漲るキチガイじみた怪作だっ…
原作既読。久しぶりの優作さんの映画を劇場にて。
我が青春時代のヒーローでハードボイルド(今や死語か?)の第一人者。
当時、大藪作品も片っ端から読みあさり、角川映画作品はメディアミックス作戦で続々とヒ…
戦場を渡り歩いてきたカメラマンの伊達。普段は静かに過ごしているが、過去の悲惨な出来事を目の当たりにした事で、野獣のような破壊的衝動がある。自分と同じ匂いを持つ真田と共に銀行強盗を画策するクライムサス…
>>続きを読む刑事が松田優作演じる伊達に目をつけた理由や、共犯者を見つけるタイミング、銀行強盗すればそこでお互いに好意を寄せている人と居合わせたり、強盗後の電車で刑事に出逢う等々あまりに御都合主義に運ぶプロットに…
>>続きを読むKADOKAWA