1979年製作公開。原作中上健次。脚色荒井晴彦。監督神代辰巳。1979年『クライマックス・レイプ 剥ぐ!』と共に観ている。1995年に再見。そして30年振りに足を運ぶ。どこかで読んだのだが、当時、ロ…
>>続きを読む70年代まさに時代に切り込んでいく才能たちが集結した作品。
中上健次、神代辰巳、荒井晴彦、姫田真佐久、石橋蓮司、宮下順子、憂歌団…、ため息が出てしまう。
最大の見どころは、映像から伝わる湿度!
ロマ…
誰と誰の話なのか全く分からないけど、生理現象に忠実に生きている人間たち。ワイズマンの『DV』を補足するような映画。身体を通じた男女の情念は理性を軽々超えてゆく。シャブ中毒で入水自殺した娘、塩水飲んで…
>>続きを読むオープニング憂歌団のジャズ調の曲、髪がトラックの風で靡くスローモーションのカットからすでにかっこいい。
雨のシーン、赤が作品全体に通底しているのは、映画的な素晴らしさがある。
シャブ中の水死体の…
鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰202447
結構、エキセントリックというか、
欲に忠実な、すけべ女で、
私は、エロこそ、秘すれば花派なので、
瑞々しいけどゾクゾクしないな。…
いちいち画がカッコいい…海辺の町で、雨が降ったら働けない、のあたりはすごく中上っぽさがある、インスタントラーメンに卵いれたらインスタントっぽさがなくなる、とかすごく切実なセリフもときどきあってグッと…
>>続きを読むほぼほぼ性行為のシーンで埋め尽くされた映画。
まあロマンポルノだからそうなんだけど、にしても暴力的な行為が多いからかその印象が強い。
エロ映画ってお色気シーンが唐突な映画も多いんだけど、これはもう…
【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『一条さゆり 濡れた欲情』などのロマン・ポルノの巨匠、神代辰巳監督が手掛けた作品。中上健次の「赫髪」をもとに荒井晴彦が脚色している。
日活ロマン…