初めてブニュエル監督の作品を見た
あの「ロジェ・ヴィヴィエのベル・ヴィヴィエをはいたカトリーヌ・ドヌーヴ」を見られて感動した。「ブルジョワ階級のマダムなのに娼館で働くセブリーヌを演じるには、ミドル…
(あっちの昼顔がコメディだと聞いたので、こっちの昼顔を鑑賞。雑誌&Premium の特別編集版 &Movie を読んだら、これが観たくなる人は多いはず)
ものすごい“嫌な”気品のカトリーヌ・ドヌ…
あっちの「昼顔」観たなら、こっちの「昼顔」も観なきゃと思って、出勤前にレンタル。
わたしの中では似ても似つかないけど、どちらもわたしの中では楽しめている。
冒頭から、カトリーヌ・ドヌーヴのぶっ飛…
コメディかと思って観てたけど、これは悲劇だというのが観終わった感想
愛してるけど、抱かれたくない
愛してないけど、抱かれたい...
みたいな、感情のめんどくささというか
『淫売』『アバズレ』とか…
《堕落と欲望》
人間の堕落と欲望。どこまでも自ら堕ちていくカトリーヌ・ドヌーヴ。その妖艶さ、何かが崩れていくその様子に見入ってしまう。美しくもあるのだ。男たちはカトリーヌ・ドヌーヴに自分の欲望を放ち…
ブニュエルの映画は『皆殺しの天使』も『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』もあまり好きなれなかったが、これは面白かった。女性の性について描いているが、男性優位でもなく、かなり真摯に描いているのではないかと…
>>続きを読む医者であるピエールは貞淑な妻セヴリーヌと何不自由なく暮らしていた。
しかし、セヴリーヌにはマゾヒスティックな妄想癖があり、ピエールの友人からとある娼館を聞いた事により好奇心を持つ。
そして、その娼館…
このレビューはネタバレを含みます
お洒落な作品ではあるけど、内容はなんとも…
娼婦をやめれない主人公も出てくる男の人も全員「欲だらけ」なのに、何も知らない寛大な夫はただただ被害者で可哀想。
そして、ストーカー気質のあの男の人には…