ナレーションのロイ・シャイダーは三島由紀夫の愛読書だったそうだ。
製作陣であるスピルバーグとコッポラは、三島文学、三島の生き様、腹切。どちらに興味を持ったのだろうか?
日本での公開がなされなか…
このレビューはネタバレを含みます
三島由紀夫ってこんな感じだったんだ。作品もほとんど読んだことない(「金閣寺」しか読んでない、というかこれを見るために予習として読んだ)が、強めの思想をお持ちだったようだ。割腹自殺くらいは知ってたけ…
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三島事件に至るまでの三島由紀夫の伝記と3本の三島文学、そしてルーツに大きく関わる『仮面の告白』を基にした四幕構成の巨編
伝記映画というよりは、三島の生涯と彼の創作内世界が相互作用し合う様を映…
カードカウンター面白かったから、手に入れつつも放置していたこいつを鑑賞。
コッポラ、ルーカスプレゼンツ。ポール・シュレイダーフィルムって出てきた時点で約束されたようなものだが、クソおもしろい。
特に…
三島由紀夫の自決に至るまでの生涯と、三島の文学作品が交錯しながら進む作品。
金閣寺、鏡子の家、奔馬(豊饒の海第二巻)が扱われており、それらを読んでいた方が見やすいはず。
石岡瑛子の美しいセットに…
まず、本作における”ミシマ”は、ポールシュレイダーの中でのミシマである。
またストーリーとしては、彼の著書三作から、美学、芸術、行動を考察し、それらを通して自決の真相を紐解こうとするものである。
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