非常に考えさせられる作品。本編中、監督(娘さん)がずっとナレーションを担当。しかし、それは父親の気持ち・意見を代弁しているだけ。実際に父親がそう思っていたかどうかは定かではないし、こう思っていただろ…
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2009年、東京
監督・撮影:砂田麻美
製作・プロデューサー:是枝裕和
ガンの宣告を受けた一家の父の“エンディングノート”
病院のベッドにて次女から洗礼を受ける
孫への愛…
引き際
「死」に向かっていくというのに、どこか軽快なリズムで展開される一作。
終活というワードが日常に溶け込むようになった昨今、帰省の際に親とそんな話をした矢先にこの作品を知った。
「昭和」気質の…
いよいよ死が迫り、切迫した状況のなか、想定外のトラブルが起こる。困惑し悲壮感漂う家族に囲まれながら、主人公だけは平然と、「そんなこともあると思って準備しておいた」とプランBを発表する。
人生のエン…
この映画を見た後、私も最期にエンディングノートを残そうと思った。
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そのタイトルと、ポスターに惹かれて見た。
だって、哀しいはずのエンディングに、その人は…
上手に死ぬ。これが出来たら何て幸せだろう。何てかっこいいんだろう。
人は一人で生きてるんじゃない、とか良く言うが、生きる事の延長に死がある以上、死も含めての人生である。
しかし一人では上手に死の瞬間…
僕はドキュメンタリーを撮る時には「私はあなたではない」という倫理観が前提として必要だと考えて来た。取材対象の内面を他人が安易に語ってはいけないという、ある種の諦めからしかスタートできない方法だと思っ…
>>続きを読む2011年の作品で砂田麻美監督が2009年に癌告知を受け同年末に死去した実の父を主演としたドキュメンタリー映画
本日は『父の日』という事でコチラをチョイス
まず “娘だから”という理由で撮影出来…
(C)2011「エンディングノート」製作委員会