美しくて俗っぽい、最高
ルノワール!
流れ続ける河(当たり前だけど)、河辺で脱ぐ人びと、開け放たれ、何度も乗り越えられ、境界線としての役割を失った窓、外を歩く人びと、といった描写に表れる田舎の開放…
ピアラ好きかも。もっと他の作品も見たい。
狂気の画家、呪われた画家というイメージから解放したかったとピアラ自身が語るようにゴッホの最期の2ヶ月の日常が淡々と描かれる。そこではは彼の劇的な死すらも日常…
ヴァン・ゴッホという固有名のタイトルを冠しながら、この映画においては彼の絵がフレームの正面に据えられることが決してないように、彼の伝説的半生に媚びることなく、その有名性を無名性に還元していく。
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医師ガシェはゴッホに云う:「シンプルこそ難しい」と。モーリス・ピアラがゴッホの晩年を描いたこの映画自体もそうといえる。
他のゴッホの伝記映画とは全く違い、映画としての画面をゴッホの絵画の色彩に寄せ…
ゴッホ最後の数ヶ月
医者の娘との恋愛やテオとの交流を通して画かれるゴッホの不安定な心情
ルノワールやセザンヌの作品が評価される中!日が当たらないゴッホの悔しさを感じます
ゴッホ演じたデュトロンさんが…
事後の感覚。切断された時間とたわいもない日常。お金に抑圧され社会に迎合できないことで迎える死。飛躍の潔さ。カメラはいつも間に合わない。始めから決まっているのだから。死を間際にしてのアドリーヌの献身に…
>>続きを読むルノワールのような陽の下の昼食や川辺での祝祭(踊りによって舞い上がった土埃が光線をくゆらせる)が描かれるもシークエンスはジャック・デュトロンの身投げで結ばれる。笑い話で済まされるも希死観念がすでに濃…
>>続きを読むArthur Honegger(1892-1955)
《Symphony No.2》
(1941)
Frédéric Chopin(1810-49)
《Ballad No.4 in…
【上級者向けゴッホ映画】
※トークショーでがっつり話すので短評です
本作はゴッホ初心者、ゴッホ映画初心者ガン無視の作品です。
なんたって、《ゴッホ映画あるある》を片っ端から破壊していくスタイルな…
絵画の中の世界に入ったようだった。
フランスの風景や空気感が良い。
監督は元画家だったと聞いて納得。
ゴッホへの敬慕を感じた。
これは時々見たくなるお気に入りに
なりそうな予感がする!
フランス語の…