泣き濡れた春の女よに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『泣き濡れた春の女よ』に投稿された感想・評価

だった

だったの感想・評価

4.0

こちらも西部劇。80分弱の尺に収められていたら文句なく傑作だったと思う。初トーキーとはいえ、すごくいい音の使い方してるし、オフスクリーンへの意識の込め方も素晴らしい。特に健次が上官に殴られる店の場面…

>>続きを読む
Cezan

Cezanの感想・評価

-
「それで?」と「いい天気ですね」の反復。
はちみつ二郎もいい感じ。

2023年1月5日早稲田松竹

これは西部劇だ!
ストーリーとしては同時に見た「按摩と女」の方が面白いのだけれど、こっちの方がストレート娯楽作品という感じ。
男優の洋服がかっこいい。上官にそっくりな…

>>続きを読む

終わりかた暗っ!

清水宏の映画は画面がオシャレだわ。アメリカ映画みたい。雪と階段でダグラス・サークの『天はすべて許し給う』とか思い出したな。酒場の感じは『シェーン』とか『ワンス・アポン・ア・タイム…

>>続きを読む
zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.3

久しぶりの清水宏。本作が清水初のトーキー作品とのこと。サイレント作品の『港の日本娘』の方が本作の後に公開されている。『日本娘』の方が色々ぶっとんでいるが、北海道ロケの本作は脚本の詰めの甘さ云々よりも…

>>続きを読む

絵の切り取り方が本当にオシャレ
例えば、上官と主人公の戦いの時、画面のした2/3を塀か何かで隠して直接な暴力は描かない。刹那に挟み込まれる屋根からの雪崩も場面にマッチしていい味出してる
階段の下から…

>>続きを読む
海月

海月の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

お手本のような三角関係。
女性2人の歳が違うのも良い。
上官も憎めない。

冒頭、甲板でのタバコを突き戻すシーンにはハッとした。
くだらないことをセリフにしない。

階段と扉の使い方。

喧嘩シーン…

>>続きを読む

恐らくファーストカットだったか、停留所に手前からやってくる車両がとんでもなく異様にフレームの中にある。
最近観た小規模邦画で、電車の不気味さについて耳にしたが、こちらの方が遥かにそれ。
意図を超える…

>>続きを読む
北海道の炭鉱町を舞台とした恋愛劇。

繰り返されるフレーズや、雪景色(タイトルに春とあるが)がかなり見応えがある。

ショットも冴えており、足元のみを映すシーンなどはフランス映画を思わせる。
DAG

DAGの感想・評価

4.0
泣き濡れた春の女よ
清水宏監督
1933
清水監督初トーキー。
前半の少しコミカルからの後半はシリアスな展開は
少し硬い感じがした。
北海道のロケーションは素晴らしい。
岡田嘉子が見れて満足。

あなたにおすすめの記事