泣き濡れた春の女よに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『泣き濡れた春の女よ』に投稿された感想・評価

4.3

久しぶりの清水宏。本作が清水初のトーキー作品とのこと。サイレント作品の『港の日本娘』の方が本作の後に公開されている。『日本娘』の方が色々ぶっとんでいるが、北海道ロケの本作は脚本の詰めの甘さ云々よりも…

>>続きを読む
海月
-
このレビューはネタバレを含みます

お手本のような三角関係。
女性2人の歳が違うのも良い。
上官も憎めない。

冒頭、甲板でのタバコを突き戻すシーンにはハッとした。
くだらないことをセリフにしない。

階段と扉の使い方。

喧嘩シーン…

>>続きを読む

恐らくファーストカットだったか、停留所に手前からやってくる車両がとんでもなく異様にフレームの中にある。
最近観た小規模邦画で、電車の不気味さについて耳にしたが、こちらの方が遥かにそれ。
意図を超える…

>>続きを読む
北海道の炭鉱町を舞台とした恋愛劇。

繰り返されるフレーズや、雪景色(タイトルに春とあるが)がかなり見応えがある。

ショットも冴えており、足元のみを映すシーンなどはフランス映画を思わせる。
DAG
4.0
泣き濡れた春の女よ
清水宏監督
1933
清水監督初トーキー。
前半の少しコミカルからの後半はシリアスな展開は
少し硬い感じがした。
北海道のロケーションは素晴らしい。
岡田嘉子が見れて満足。
凡人
4.0
子供の使い方うますぎる。
カットも美しいし、「番号」とか「お話」とかちょっとした演出が面白いしおしゃれ。
窓越しに見せる雪景色
しを
3.9
反復!ラストシーンとかほんとうに綺麗。死んだ人を運ん出るときの列のシーンもめちゃくちゃクール。トーキーだからこその音の表現みたいなのが見ててたのしい。はあ元気出た
マ
-
誰なのかわからないけど「なるようにしかならないわよ」って言ってましたね

この時代の作品はどうも苦手で、案の定寝てしまったけど、後半、「いい天気ですね」のシーンで目を覚ましたら、そこからいい場面の連続。寝てしまったことを激しく後悔した。

こんなに古い作品なのに、単に絵や…

>>続きを読む
SKE
4.2
流れ者と渡り者の停留という洗濯干しの衣服のサスペンスを経て、最後は去る遠景の船を見やる。『按摩と女』同様、振りほどくように「ここから逃げて」と語りかけること。雪から白粉のショットが良い。

あなたにおすすめの記事