もしかして自分の本当のお父さんは別にいるのでは?という疑問を突き詰めていくうちに、まさかの事実にぶち当たる主人公。事実は小説より奇なり、とはまさにこのこと。
ドキュメンタリーなんだけど、サスペンスで…
自分の父親が本当の父ではなかったら...?
そんな疑問から、“真実”だけではなく、“家族”、“記憶”というものについてまで考えさせられた。
サラ・ポーリーの勇気と天才ぶりに脱帽!
一人の女優が本当…
このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリー映画なのだが、物語る人々の話を聞いていくと新たな事実が浮かび上がるという変わった映画で、真実がわかる度に驚かせられた。
構成が上手く、監督の頭の良さが伺える作品だった。
物語る人々…
女優、映画監督のサラ・ポーリーの家族のドキュメント。
亡き母の秘密について身近な人達がそれぞれの視点で物語る。
数々のインタビューを重ね合わせて過去の真実が浮かび上がるのはいい。
サラ・ポーリーが好…
テイクディスワルツから気になっていたサラポーリー
彼女にしか表現できない
女性にしかわからない思想を
上手に 表現している。
物語る人によって同じ話も
だいぶ変わって見えるところに
着眼点を置く…
サラポーリー出生の秘密を巡って次々と映るインタビュー。その内容も勿論面白いんだけど、これがとんでもなく傑作なのが父親の正体がわかったあとの後半、まさに"セルフドキュメンタリー"にもうひとつ階層が増え…
>>続きを読むリアリティのダンスと同じく、フィクションとノンフィクションの境目を曖昧にし、監督が今ある自分と家族を受け入れる物語。その手法は前者のように作り手の並々ならぬ妄想力によるものではなく、作り手以外の曖昧…
>>続きを読む(C) 2012 National Film Board of Canada