高校3年生になってから1本目の映画。
ジョナス・メカス監督がアメリカに渡ってから撮り溜めた映像集
本人がこの映画を「日記映画」と称しているがまさにその通りの内容であり、映画と言うよりは前衛的なホ…
コラージュのような世界に散りばめられた断片的な記憶の映像
日記映画を撮り続けたジョナス・メカスのレンズに映るのは日常という名の幻影なのかもしれない
父や祖父のアルバムを覗いたようなノスタルジーが広…
記憶は彼の撮った映像のようにどこか早送りでピンボケしていて、何か他の映像(=記憶)も重なっていて一向に像が定まらない。ふと美しい瞬間に巡り会えたかと思えばそれもすぐに通り過ぎてしまう。とはいえ逆にな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「ウォールデン 日記、ノート、スケッチ」
この題名は「ウォールデン、または森の生活」による。
【何か感じることがあったら、ただ座って観ればいい】
何か起こるわけじゃなく、サスペンス的な展開なんてな…
“There's nothing experimental about my life. ´Experimental´will only mislead people.” (Jonas Mekas)…
>>続きを読むタル・ベーラの映画を「驚異的な長回し」と評する文章があったが、こちらは言うなれば「驚異的な早回し」。昨今のサブスク倍速視聴の是非に関する議論を鼻で笑うかのように、ぶっ飛んだスピードであらゆる事象が走…
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