基本的に会話だけなんで、ここが面白くないとか言うとその発言者のことを面白くないと言っているのと同じな気がしてあんまり言えない。ただしそれは映画を「面白くない」というときのニュアンスとは違って、どちら…
>>続きを読む東日本大震災の復興只中、まだ記憶が鮮やかなうちに収録された、被災者同士の対話(一部単独インタビュー)をまとめた作品。オーラルヒストリーの映像記録でもある。
現在の濱口竜介作品に繋がるカメラと正対し…
鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰202469
酒井耕。
インタビュアーとインタビュイー。
地震の前に癌で亡くなった人との距離感。と
地震で、亡くなった人との距離感。
家族を…
水の下に建物があると思ってたけど、水が引いた後、自宅があった場所へ行ってみると何も無くなってた。
津波が人も建物も全部持っていっちゃった。
会話している人たちの背景には本当に何にもない。
移動中…
最後の図書館で働いている女性と濱口さんの対話と、その後の車が暗雲を連れていくようなショットが本当にすばらしかった。ドキュメンタリーだけど濱口映画そのものだった。濱口さんが、あなたは話すのが上手くない…
>>続きを読む「なみのおと」 2024.09.11
「なみのこえ 新地町」 2024.09.12
前日に鑑賞した「なみのおと」と同じ手法で撮られたドキュメンタリー作品。
東日本大震災のドキュメントというより、多…
濱口竜介監督による
東北記録映画三部作
2作目「なみのこえ(新地町/気仙沼)」では前作の震災半年後からさらに時は経ち1年後
福島県の新地町での対話
インタビューではなくあくまで会話です
これも前作…
最後の女性の語りが良かった、聞き手である監督の聞きたかったことが女性によって引き出されてる感じもした(その人がその質問を咀嚼して言葉に乗せる、ありのままの空気感)
「話すのは得意じゃない」けど人と話…
たとえ立場や思想が異なっていても、誰かと言葉を交わすことの意味。
濱口竜介作品に共通するテーマが内在していた。
亡くなった人々はいつまでも自分の中で生き続けるが、津波や震災に奪われた人々はいなく…
これにて、上映機会のまずない短編群と『SOLARIS』を除いてようやくコンプリート
ところで権利的に一般上映不可と聞く『SOLARIS』を観てる人が昨年数人いるようだけど、藝大内部関係者なら観れる…
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