カモの作品情報・感想・評価

カモ1949年製作の映画)

THE CLAY PIGEON

製作国:

上映時間:63分

3.7

『カモ』に投稿された感想・評価

記憶喪失の主人公と予備知識なしの受け手が同期するイントロからアッという間の60分。贅肉を削ぎ落とした上にご都合主義で仕上げるハイブリッド。でも陳腐さはゼロ。カーチェイス1つとってみても力量を感じる。…

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初期フライシャー監督のフィルム・ノワール。脚本は「戦場にかける橋」(1957)でオスカー受賞したカール・フォアマン。原題は「THE CLAY PIGEON(クレー射撃の的/だまされやすい人を指す俗語…

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リチャード・フライシャー監督、カール・フォアマン脚本。2年間、記憶喪失で入院していたs男が目覚める。自分に捕虜虐待容疑がかけられていることを知り、病院を抜け出す。友人に連絡するが、罠が待ち構えていた…

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3.7

プロットの核があっけなく台詞で処理されるので、サスペンスとしては微妙ながらアクションは見どころが多い。チャイナタウンでステレオタイプの日系人に追われるシーンの、反射と隠伏(半身になって背後を伺う姿勢…

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わに
3.5

1時間という尺もあって(なくても)、ある意味一応張られているミステリー要素は何の意味もなく、カーアクションだ、室内劇だ、逃走劇だと観たいものが全部詰まっている。

なんか最後の「こんな短時間に結婚す…

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この時期のリチャード・フライシャーは本当に神がかってる。
トクヤマ

ワイプアウトで回想シーンが銃口に引き寄せられるの意味わかんなくて良い。よくある敵味方問わず、煙草を吸いたいやつには吸わせる芝居に心の機微の加えたフライシャーの演出。
もた
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このレビューはネタバレを含みます

フライシャーの短いシリーズ。ジョセフ・H・ルイスとかロバート・シオドマクとか、どっかで見たようなという脚本で、悪くはないけど特別良くもないという演出力。昔の二本立てでお目当ての映画の併映がこれだった…

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TagTak
3.5

ジェイソン・ボーンを思わせる記憶喪失に苦しむ男の逃走劇を、恋愛ありカーチェイスありなジャンル映画の定石を踏みながら、60分の短尺で収めるフライシャーの手際の良さに驚愕。異国情緒漂う中華街での追跡劇、…

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mingo
3.8

フライシャーの列車ノワールはもちろん「その女を殺せ」を観てもらいたいんだけど、チャイナタウンでの玩具と赤ちゃんを巧く使った逃走が見どころか。後期に通ずる初期のモチーフの使い方を楽しめる。犯人が最初か…

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