とある本を読んでラング先生の作品を観てみようと思って鑑賞した。
確かに、見せ所のうまさと丁寧さを感じる。また、微妙な表情作りがより主人公を興味深くさせる。
昔のサスペンスやノワールは今となっては重厚…
とある巡査の自殺からマフィアとの繋がりに気づいてしまった警部の話。
首を突っ込む突っ込まないは男の自由。しかし上からは手を引けとの圧力。そうこうしているうちに身内が殺されてしまい、復讐に燃えること…
悪女の代名詞グロリア・グレアムが今回ちょっと違った立ち位置なのが良い。
彼女の顔に珈琲かける人間のクズ、リー・マーヴィン、すでに強烈。
『死の接吻』で車椅子の老女を階段から突き落としたリチャード・ウ…
初のフリッツ・ラング監督作品という事で拝見したが直情型で敵は多いが有能な刑事を中心に話が進んでおり、強引さを感じたがスムーズに話が進んでいく。
撮影では、主人公の刑事を演じるグレン・フォードを全編に…
グレン・フォードが堰を切ったように奥さんの事を語るくだりはグッとくるね。
爆破された車から奥さんを引っ張りだすのは微妙。ダサい。もっと他の描写があるはず。
この尺で良く出来てるけど突き抜けてない感じ…
おそらく舞台はニューヨーク。腐敗する警察。突然訪れるファイトシーン。車の爆発。そして何と言っても沸騰したコーヒーを女の顔にぶっかけるリー・マーヴィン!醜い顔半分を隠すように死ぬグロリア・グレアムが泣…
>>続きを読むオープニングの短いシークエンスとしゃれたセリフで登場人物をチラ見せしていくのがかっこいい。その後は普通の刑事ものになるのかなと思ったら、物語が意外なカーブを切って、最後の3分の1は熱い展開でジーンと…
>>続きを読む© Columbia Pictures