ドキュメンタリーであるものの、架空の物語を中心に映像が展開していく作品。リレー形式で即興的に生み出されていく物語は、夢の物語のように合理性がなく予測不可能で面白い。語り手たちの生きている現実と、語ら…
>>続きを読むまず試みが面白い。とはいえ言われなければ気づきにくいとは思うが。それにしても東南アジアはカラーのほうが映える。だからこそ普通ならロケ地の力で話を保たせるだろうところを、モノクロの選択により強制的に撮…
>>続きを読む作為が及ばないマジカルな瞬間が映されていると思った。それが「映画への問い」だと作者は話していて、フィクションへの懐疑が素晴らしく美しい形で映画化されている。
アピチャッポン監督の音のセンスがとてもと…
不思議すぎて実態を掴めなかったというのが正直なところだが(いつものこと)、アピチャッポンの初長編にしてドキュメンタリーのこの作品は少年たちにマイクを向けることで想像性を委ねる大胆な試みをしている。不…
>>続きを読む物語が自然発生する面白さより各地の被写体一人一人の魅力の方が勝ってる時点でコンセプトは失敗してるように思うが、それでも全然持ってる。連綿と繋がれていった物語がガキ共のその場のウケ狙いで俄然飛躍してて…
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