二日続けての“タイ王国”は、早稲田松竹の特別レイトショーで、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の長編初作品。
白黒の荒い画質ながら、独特の構図と音楽、そしてタイの風景が焼きつく。屋台や寸劇、モーラ…
継ぎ接ぎの映像で一筋?の物語を語る。
今回の特集の3本をまとめて観てやっとアピチャッポンという作家を少し理解できた気がする。
常に映画という文体を通して語られる物語と人生についてセットで思考して…
わっはっは。
ネバーエンディングストーリーはたった一粒の砂から少年バスチアンの願いによって理路整然と世界が再創造される。しかしこれは色々な人の口から紡がれる言葉によってアラ不思議勝手に物語が編まれる…
アピチャッポン初長編。
台本無し。
監督自身がタイの国中を旅し、出会った人達に物語を紡いで貰うというリレー小説のような映画。
違う人間が次から次へと物語を紡ぐことで、ちぐはぐさや変化(面白さ)が物…