幼い兄妹が、母親の入院する病院のある田舎に、祖父に連れられてくる。遊びまわる兄は、くっついてくる妹が邪魔。のけ者にされ、川遊びの男の子たちの服を流してしまう。診療所の祖父などのエピソード。退院する母…
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『風櫃の少年』でも感じたが、侯孝賢の映画は現実と虚構の境界がかなり曖昧になる。特に、子供を被写体とした時にその感覚が最も強くなる、どんな演技指導をしているのか不思議だ。映画が映画として認識さ…
夏休みの間に起こる小さな出来事や経験を通じて、成長していく子どもの姿が淡々と描かれる。カメラは徹底的に第三者の視座で子どもたちを追いかけ、感情移入しない。卒業式のシーンや鉄道のシーン、おじいちゃんの…
>>続きを読む©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan