1984年作品。東京ディズニーランドが開園したのは1983年。
その一方でオープニングとエンディングで日本の唱歌が流れるのは統治下からの流れを感じる。
日本にも通ずるような田舎の情景
お母さん…
夏の暑さのなかにある涼しさ、爽やかさみたいなのが自然と感じられる映像で素晴らしいですね。電車で田舎へ行く、田舎の自然で身体を動かす、田舎の習慣に新鮮さを覚える、変な人や大人が何かしらの出来事で頭を抱…
>>続きを読む列車が出る瞬間に立ち会う。これはなにか胸がざわつく映画の予感。例えば「ダージリン急行」とか「ラストタンゴ・イン・パリ」みたいに。そんなシーンと共に幕が開ける「冬冬〜」はなんでもないシーンの時空とその…
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子どもだけの時間と目線。
郷愁と心地よさが余韻で残る映画。
大人の介入が少なく、
子どもだけの時間に浸る感覚が美しい。
セリフも少なく過剰な演出もない。
だからかリアルな夏休みの余韻をしみじみ感…
引きのカメラで観る、子どもから見た大きな台湾。一見、のどかだけど。
見ないフリとか、隠すとか、避けるとか。もう既に大人的思考と行動を身につけ出してる冬冬の描き方最高だった。
ハンズとそのお父さん…
私が男の子で、田舎に親族がいて、虫とかが嫌いじゃなかったら…こんな夏が過ごせていたんだろうか?
スタンド・バイ・ミーやグーニーズのような
少年たちが冒険し成長する物語は勿論大好き。
でも実際あ…
侯孝賢監督の少年時代がモチーフ。川遊び、奇妙な女性、厳しい祖父、扱いにくい妹が12歳の少年の目線で描かれる。不思議な郷愁を感じる心地よい映画だが、いくつかの小事件が軽い緊張感を生む。ミニシアターでの…
>>続きを読む©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan