第87回アカデミー賞外国語映画賞。
パヴェウ・パヴリコフスキ監督作。
1960年代のポーランドを舞台に、自身の出生の秘密を解き明かしてゆく修道女の姿を描いたドラマ。
ポーランド映画史上初めてアカ…
このレビューはネタバレを含みます
大抵は白黒の映像や写真が好きじゃないんだけども、この映画の白黒はかなり良かった
叔母の自殺によるイーダの内側の変化の描き方がすごいなと思った セリフで説明せず映像で説明するめちゃくちゃわかりやす…
映像の美しさや作品としてはもっと⭐︎多いはずなのだが、戦後のポーランドの様子、修道院のルール、ユダヤ人の扱われ方等文化的背景がいまいちピンとこない中、芸術作品の為説明も少なく、分かりにくいのでこの点…
>>続きを読む「COLD WAR」のパヴリコフスキ監督の13年作。アカデミー外国語映画賞も納得の傑作。とても好みの作品だった。
圧倒的なモノクロの映像美。ひとつひとつのシーンがとにかく美しくて引き込まれる。(人…
なぜ、上半分が空白なカットが多いのかって?
それは、神の領域だから。
一見、彼女の行為は神の不在を証明するもの。
しかし、映像のあちこちに見られる空間は神の存在を示したモノなのだな。
美しい…
余韻の残るラスト。自分だったらあの選択はしないように思う。運命に抗うのではなく、「その運命も込みで自分である」と一周回ったのだろうか。
外大での上映会だったので、ポーランドの研究者からミニ解説も聴け…
チェスしない『クイーンズ・ギャンビット』。
修道院育ちの少女が、自身の出生の秘密をたどるロードムービー。小さいながらも、強くて美しい映画だった。皮膚の裏側からゆっくりとひっくり返ってしまうような、…
ずっと見たかったパヴェウ監督作品。ポーランド映画って数は少ないのにめちゃくちゃクオリティ高いイメージ。少数精鋭。
終わり方の理解が少し難しかった。良いのか悪いのか。自分の親の行方を探すという行為に…
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