国境事件の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『国境事件』に投稿された感想・評価

4.0
女性の出演場面の少なさや、ジョージ・マーフィ殺しの場面のドライさ、メキシコ人の持つナイフのナンセンスさなどあらゆる面で『Tメン』を過剰に描き直した感覚がある。
フィルマークス探索枠

原題『Border Incident』 (1949)

監督 : アンソニー・マン
脚本 : ジョン・C・ヒギンズ
撮影 : ジョン・オルトン
編集 : コンラッド・A・ナーヴィグ
音楽 : アンド…

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「Tメン」のセルフリメイクらしいが別物と思ってよい。「Tメン」と同じく潜入捜査もので、むこうの方が面白いがこれもかなりの傑作。(ただ、前半がちと退屈。)
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【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】Tメン。
4.0
ジョン・アルトンが撮影監督を務めるアンソニー・マンのノワール作品にハズレなし。黒い闇が限りなく深い。メキシコ人の出稼ぎ農民の話としては、30数年後のフライシャー『マジェスティック』もあった。
tm
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2024/01 自宅にて
4.8

『Tメン』のセリフリメイクというより、設定が似た続編。舞台も都市ではなく半分西部劇。ズブズブと沼に沈む冒頭から西部劇みたいなラストまで非情な暴力がモノクロに映える。静かに冷たく進行しながら、その下で…

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潜入捜査を描いた傑作「Tメン」(1947)の、監督アンソニー・マン×撮影ジョン・オルトンが同作をセルフ・リメイク。ただし舞台も捜査対象も全く違う。

貧困のメキシコから職を求めてアメリカ入国を希望す…

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3.6

同じ監督と脚本によって作られた『Tメン』のプロットを軸となる潜入捜査の過酷さはそのままに、メキシコとアメリカの国境で起こる事件を捜査する二国の捜査官のドラマに無理なく変える仕事っぷりはまさに職人。所…

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