裁かるるジャンヌと同じ題材、展開だけどドライヤーとブレッソンの演出の違いが際立って面白い。悲劇性を強調するドライヤーと淡々とフラットに描くブレッソン。
感情もカメラもフラットにすることで歪さ異常さが…
このレビューはネタバレを含みます
淡々と裁判が描かれる。
ジャンヌダルクの裁判ってこうやって進んだのかと勉強になった。
意外としっかり証言を聞いていたんだなと感じた。
リーフレットによると、この監督はフレームの中になるべく複数人を…
ドライヤーとの差異は声の獲得、テクストの信憑性は定かではないが再現という点に関してならこちらの方が上だろうし、観衆もオフスクリーンからの野次で処理されるため"音"によってフレーム内にはより切迫した瞬…
>>続きを読む裁判記録を元にしたジャンヌダルクが処刑されるまでの物語。
全編裁判のみで構成される物語は起伏が無く映画としては面白くは無いが60分程度なのは幸い。
しかし資料としてジャンヌダルクがどのように魔女とし…