数十年ぶり?にアメリカから帰国したシチリア人が地元のお母さんに会いに行く話
ネオレアリズモをお母さんに見立て、現代アメリカ映画の視点から再考察するような匂わせを色々探していたが、上映後にパンフによる…
商業映画とは一線を画したストローブ=ユイレらしい緩慢なリズムが全編に貫かれるうえにストーリーも大したものではないのでやはり眠気に襲われるけれど、それでもシチリアに来たことが無い自分でも懐かしさを覚え…
>>続きを読む位置関係が全く分からない冒頭から嬉しくなる。
イタリア語の豊かなイントネーション。
ストローブ=ユイレにしてはテンポ良い分、少し物足りなさも。もっと退屈で豊かな時間が流れてても良いなと思う。
研ぎ師…
シチリア出身の作家ヴィットリーニの長編小説『シチリアでの会話』の一部分を、序曲と6つの章に再構成したという ストローブ=ユイレ監督作。
主人公はアメリカから15年ぶりにイタリアに戻ってきたシルヴェ…
すストローブ=ユイレの余白。
ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。
「捉え所が無い」、そんな第一印象を受けた。
チェーザレ・パヴェーゼと同年代の作家、エリオ・ヴィットリーニによる反ファシス…
【詳述は、『今日から明日へ』欄で】より描写を、理知的な皮肉から、解析無意味の無知ともとれる核に踏み込んで、圧倒的なものにぶち当たる。以前20Cに観た時は、アテネの小スクリーンでなく、東京映画祭でだっ…
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