昔のクローネンバーグは肉体的に異質なものを撮っていたが近年は精神的に異質なものを撮る傾向にある。 ただし、撮り方は変わってない。現実の中にときおり幻覚が入り乱れる。 母の幻覚に悩まされるハバナや見舞…
>>続きを読む公開時に観た感想です
最近の監督の作品の傾向からある程度の予想はしていたんですが、良い意味で完全に裏切られました。
70歳を迎えて尚これだけの傑作を提供してくれることに、素直に感謝の気持ちでいっぱい…
このレビューはネタバレを含みます
難解かつトピックが放射的であるがゆえの散漫さが目立つ作品ではあるが、クローネンバーグの演出×ピーター・サシツキーのカメラワーク×ハワード・ショアの音楽が三位一体となって構成する、独特の不気味さと静謐…
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