エンタメ映画としては盛り上がりに欠ける淡々とした作品ではある。
休職中、解雇された同僚の復職かその費用をボーナスに当てるかを職員に選択させるって、日本では考えられない構図だけど、それぞれの日常や背景…
有楽町ヒューマントラスト。
この監督はいつも引きの強い映画を撮るなあと思います。
最初にどうしようもない、絶望的な問題を提示し、それにどのように人々が立ち向かうか。というアプローチをとっていくので、…
ヒューマントラスト有楽町にて鑑賞。
最も好きな映画監督としてももちろんなのだが、生きている監督で個人的に最も波長が合う監督(何様だよ)。映画を撮る機会があれば間違いなくダルデンヌを目指す(いや誰だ…
淡々と丁寧でとても真摯な映画だった。
人に迷惑かけるくらいなら自分が損した方が良い、と思う人には是非見て欲しい。設定も現実的ではないけど上手く効いてた。
主人公がした最後の選択のたくましい顔が素晴…
サンドラはある日電話で解雇を告げられる。
これは上司が同僚たちに行った”サンドラ”か”ボーナス”かどちらかを選ぶ多数決の結果だ。
だが、病気で休んでいる間にサンドラが居なくても人数的に成り立つと知っ…
体調不良でしばらく休職していたサンドラは、復職を希望していたが、解雇を言い渡されてしまう。彼女の復職かボーナスかを問う投票で過半数をとれば復職できることに。
ドラマティックに仕立てることなく、静か…
鬱病で休職中に解雇されたサンドラが復職を願い、再雇用の投票前に同僚たちを訪問するが、サンドラが雇用されればボーナスを失う。ぎりぎりの生活で金が必要な者も多いが、サンドラも収入が必要。会社に同意して割…
>>続きを読むこの監督の映画を観るといつも不思議な気持ちになる。今回もそうだった。
映画は楽しければいいと思う人、物事を良い悪いとか白黒ハッキリ判断したい人にはもしかしたら退屈かもなと思う。
細かい行動や言葉…
© Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma