このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのガチSF
人間の行動を規定する文法、完全な監視社会と自由の選択、テーマとしても面白いし、設定としてもめっちゃリアリティあった
攻殻機動隊と近いものを感じる
ゾンビ化した特殊部隊とか、人工…
近代的な軍事装備を前面に押し出した『人間を考える哲学的映画』
9.11以降テロの脅威にさらされ続けたアメリカ。
その脅威を想定した監視社会を作り、先進国は安定を獲得したのだった。
一方発展途上国…
・すべての仕事は人間の良心を麻痺させるために存在する
・自由は通貨だ
・どこにも居場所がないから、カフカは城を書いたのか
・これが僕の物語だ
など、哲学的で自分の常識を覆してくれるようなハッとさせ…
虐殺器官
記録用
非常に面白い!
言葉が人を殺す――その恐ろしさを、ここまで冷徹に描いた映画は他にない。
舞台は、戦争と監視が日常化した近未来。だが本作が問うのは、ただのディストピアではない。
…
アニメとはいえ映画やし、力かかってるからそらそうやって感じではあると思うけど、CG使ってる感じのなじみとか、8年前の作品ってことを加味しても今の地上波より余裕で作画とか演出すごい。
そんで何より、…
伊藤計劃三部作の第三弾。前2作と打って変わって急なハードボイルド。一度で理解しきれない情報量ではあるが、圧倒的な熱量と言葉と音で訴えかけてくる。急に感じる部分も勢いに押されてしまうほどには夢中になっ…
>>続きを読む伊藤計劃のSF小説3作を劇場アニメ化シリーズの一つ。
アニメスタジオマングローブが制作中に倒産しジェノスタジオに移行したため上映延期になったことをよく覚えている。
テーマの練られたSFの世界、自…
初見の時は原作好きすぎて脳死でNOを突きつけてしまった。その罪を受け入れて再見。
見やすくて面白かったんじゃないかと思う。ラストシークエンスの情感と無力感はオリジナルには及ばないけど、受け手の理解の…
このレビューはネタバレを含みます
・面白かった気がするけど話してる事の半分くらい理解できなかった
・「全部聞き取れたのにー!」の気持ち
・虐殺をするための器官があるって設定おもしろい
・人工筋肉とかいう物に抱かれながら戦地に突っ込む…
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