ここ最近、連続して黒沢清監督作を観ていて感じていたのは、この人は何を言うにも全部同じ表情してるのではないだろうか?という半ば狂気じみた感覚で、めちゃくちゃな事が起こったり全く意味不明な出来事があった…
>>続きを読む人が死ぬ。ってことは当たり前だ。
生きているから。
太陽が昇っては、また沈むように当たり前だ。
つまり、この映画はすべての人に開かれた映画だ。
人間の感情って、存在しているんだけど、存在していな…
映画の日が公開初日だったので、迷わずテアトル新宿へ。
一見、心温まるヒューマン・ファンタジーも、我らが黒沢清監督の手にかかれば ちゃんとヒンヤリ感のある 安定のホラー風味にw
いやマジ、この世な…
死んだ旦那が突然戻ってきて二人で旅に出かける。
色んな人達と触れ合いながら二人は離れていた時を埋めていく。
そして別れが来るストーリー。
確かに人によっては凄い作品なのかもしれないけど、好みが分か…
紛れもなく黒沢清だし、傑作だが、日本映画最高傑作は言い過ぎだし、黒沢作品としても最高作かと言われたら首を傾げる。もっと上を目指せる人だ。
本作は前半数十分がピーク。花の切り抜きが美しいし、島影さんの…
ジワジワ…じわわわぁっと、いろんな感情に出逢う。何が正解なのかはわからない、そこはもはや関係ない、何にカテゴライズされるかなんてのも別によい。光と影と色合いの微妙と絶妙な妙である。つまりは不思議な……
>>続きを読むロードムービー的なものを想像して観に行ったのですが、そんな簡単なものではありませんでした。
ラブストーリーでもなくファンタジーとも言えないこの世界観を、なんて静かに自然に、観客に染み込ませてしまう…
BS再鑑賞。
リアル以降の黒沢映画の中でも一番編集が格好良いと思う。
「スッと現れる幽霊」と
「フッと消える幽霊」を撮る事に全力であるからかな?
やっぱり白眉はピアノを弾く女の子の幽霊の場面で彼女が…
(C)「岸辺の旅」製作委員会