コロナの混沌から命からがら抜け出しての一発目は、山田洋次監督の時代劇。
同監督作「たそがれ清兵衛」を少し前に観たが、話の流れがほぼ同じ。しかも決闘での殺陣の質は貧素になって。秘伝の技が暗殺剣ってい…
哀れ苦しみ我慢が途中まであって良かった。
しかし、ライフルシーンが酷い。
現代の長距離や熊用の巨大な弾丸でなければあんな事にはなりません。
また鬼の爪を届けたのもそれまでの積み重ねを投げ捨てたような…
うーん・・・悪玉を仕留める手口としての「隠し剣」パートは題材として面白いと感じないわけではなかったが、主役:永瀬正敏の嫁取り物語パートが緊張感を削ぐ散漫化の大きな要因となってしまったようだ。
剣の…
藤沢周平三部作の二作目。
主役の二人はなかなか健闘しているにもかかわらず、どこをきってみても、演出、脚本、構図において雑なこときわまりない失敗作。
センスもプライドもない仕事には目を覆うほかない…
藤沢周平原作というのであれば、いくらでもあるのではないかとは思うが、「隠し剣 鬼の爪」は、「たそがれ清兵衛」のいさぎよい二番煎じだ。二番煎じがゆえに、薄い。そして、説明的なセリフと無駄なカット、余計…
>>続きを読む豪華キャストに山田洋次監督ということで期待しすぎていた分、やや肩透かしを食らった感。
丁寧に作られていて安っぽい感じはなく一度観る価値はあると思うが、二度はどうだろう、というのが素直な感想。
タイ…
『たそがれ清兵衛』はよかったけど…
藤沢周平原作、山田洋二監督、時代劇三部作2作目。雰囲気も展開も1作目『たそがれ~』と同じような感じだけど、なにかイマイチだった。
タイトルにしてる割には、たったそ…