マイナスとマイナスを足すとプラスになるような、陽になるには(自分が輝くような、自分にとって心地の良い空間を手に入れるようには)自分とは違うもう一つの陰が必要であって、混ざり合ったことによって得た新し…
>>続きを読む辟易するほどに観念的/心理説明的なショットを撮ったかと思えば、「映画のショット」を撮ってしまう力もある。コンティニュイティの意識が皆無かと思えばそうでもなかったりもする。その洗練されていない曖昧さこ…
>>続きを読む1987年の映画。
同じ製作年の「ロビンソンの庭」は見た。
2年前には「ドレミファ娘の血は騒ぐ」
2年後には「鉄男」
そんな時代。
開始数分で「この感じ」に震える。
主人公の女の子も、窓拭きの青年…
幻の作品と言われていた伊藤智生監督の初長編。繊細で丁寧なつくりだった。評価されたが、公開できず、これ1本撮った後にAV監督の道へ。
心のリズムを壊してしまった少女と大都会の海で溺れそうになっていた…
日本映画史の奇跡と言われた『ゴンドラ』。
この作品を観られる機会が訪れるとは…
感無量のものがある。
監督の伊藤智生は一作のみで、その後AV監督に。
作品にも人生にも深い意味あいを醸す。
冒頭、都会…
前半、80年代後半の東京の成熟しきった都市っぷりに涙が出た。私が生まれる前からこの街はこんなにも都市だったのかと。後半のノスタルジックな漁港の田舎町との対比も良い。
ヴィジュアルがとにかく素晴らし…
幻想的な映像、主に水や海を挿絵に映す。
時にサーモグラフィーみたいなよくわからない映像も。
子役の表情は良かったが、声が好きになれず、
青年は優しい目と野生味のあるお芝居でよかったです。
物語は…
バブルの新宿の片隅で孤独に生きる青年と少女の出会い。凝り凝りの映像や父親の思い出な音楽アイテム、青森への旅でほぐれてゆくかがりちゃんの演技も素晴らしい。
佐々木すみ江や少女のヌード(!)が無駄にいい…
ゆらゆら漂うゴンドラと小舟な如く東京で生きる少女と青年。あの手この手な人力エフェクト、時折挿入される松本俊夫みたいなサイケな映像、廃墟萌え、児ポギリギリ(限りなくアウト)のとこを絶妙な感じで狙う少女…
>>続きを読む(C)Teamゴンドラ